昨日エンデューロに参戦してきました。バイクはCRF150F。
レース形式はオンタイム制。自分がずっと昔に参戦した耐久エンデューロとかなり違っていて、最初は戸惑ったけど面白かった。コースは18キロのAループと17キロのBループがある。午前中にAループを一周しお昼休憩。午後に入ってAループを1週、Bループを一周して終了。
恥ずかしながらオンタイム制を知らなかったので、自分の理解でまとめておく。コース内にチェックポイントが数ヶ所設けられていて、そこに設定時間±1分で到着するとオンタイム。それより早くても遅くてもペナルティがつく。で、ペナルティがもっとも少ない人が優勝になる。速度だけが設定されていて、チェックポイントがどこにあるかはわからない。なので、常に指定された速度で、どのような難セクションでも淡々と走り続けられるというのが理想的なスタイルになっている。
午前中のレースは時間設定がかなり遅く設けられていた。レース後に教わったのだが、遅れる分にはペナルティ無しのルールだそうで(先に言え!)、キッズ、レディースクラスとの混走。どちらかと言うと、ダンナがレースしている間、家族もちょっと楽しめるようにした設定。幼児を乗せた2人乗りのダブルスクラスなんて信じられないのもあり、まあゆっくりと林道ツーリングを楽しむようなイメージ。家族ぐるみでレースを楽しめるように考えられていた。でも、子供と2人乗りでマディや沢渡りやギャップを超えていくお父さん達を見ると、そのうちコケちゃうんじゃないかと見ている方がヒヤヒヤする。まあそれなりに腕に自信が無ければ、そんなクラスには参加しないんだろうが。で、女性や子供で腕の達つ人は、普通のA,B,C,ビギナークラスにエントリーする。キッズ、レディースクラスは午前のAループのみでレース終了。ダブルスは子供を下ろしてお父さんのみ午後のレースに継続参加。下見兼ウォームアップ兼家族サービス的な内容。
お昼は主催者がバーベキューを振舞う。近所のレストランからの取り寄せか。肉をバーベキューソースで炒めたものを、野菜と一緒にハンバーガー用のパンにはさんで食べる。チキン、ビーフ、ソーセージがある。自分は朝飯が遅かったので、肉だけつまんで済ませた。なかなか美味。
で、午後のレース。私は12組目。5人一組だが、午前中のみだった子供と女性が抜けたので3人で出走。KX250F氏、WR426氏と私。そういえば車検も無く、スタートも午前は係がタイムカードにサインした後に自主的に出発。午後は何のチェックもなく各々自分で時間に合わせて出発する。なんとものんびりとしている。WR氏はそれを利用してか、私に言い訳をしながら定刻7分前に出発。KX氏は実は上位入賞の常連で、そういうズルはせずに定刻通り。私も定刻通り。スポーツマンシップの大原則だよね。WR氏、そこまでして勝っても、後でわびしくなるだけなのに。
KX氏からは、午後は設定速度がかなり速いので、CRF150だったら飛ばせるだけ飛ばしても丁度いいくらいだろうと言われた。で、スタート直後から飛ばそうとしたら、KX氏は思ったよりゆっくりペース。抜いてもアクセルひとひねりでぶち抜かれるだけだし、そういえばオドメータもスピードメータも時計も持っていなかった私はペースなんてさっぱりわからないし、とりあえず付いていく。コーナーの立ち上がりやストレートでは置いていかれるものの、KX氏は細かく時間調整をしてるらしく、先ですぐ追いつく。砂利道区間を超え、池の周りの土手キャンバーをぐるりと回り、森の中へと入っていく。中は狭くて細かいターンが多い。小回りの利くCRFは本領発揮。マディもあったが、足つきの良さを生かしてなんとかクリアしていく。KX氏にも十分ついて行けて、ひょっとしてそこそこ行けるかもなんて油断した矢先、遅いバイクを抜きながら立ち上がったコーナーの先の深いワダチにはまる。バタ足攻撃をするも、リアタイヤは穴をどんどん掘っていくだけで前には進まない。小排気量のパワーは食われ、間をおかずエンスト。一人じゃびくともしない。「レース始まって間が無いのに、もうリタイヤ!?」なんて冷や汗をかいていると、後続のライダー2人が止まって助けてくれる。ちなみに一人は女性。それでも抜け出せないでいると、さらに3人がやってきて手伝ってくれる。リヤタイヤを引っこ抜き、バイクを倒してフロントも脱出。「ライン選びは基本だよ。」なんて声をかけてくれる。頭でわかっていても、実際走ってみるとその難しさと重要性が身にしみてわかる。皆さんどうもありがとう!
で、皆走り去るが、助けてくれた一人のCRF250Rおじさんがエンジンを再始動できないでいる。既にキック100回やった様で顔が真っ赤。ホットスタートが必要な理由がわかる。手伝わずに置き去りにする事はさすがにできず、キック代行してあげる。が、サイドスタンドが無く、足の届かない私にはキックペダルを踏みおろすのも難しい。XR時代に教わったデコンプの使い方を伝授しつつ、おじさんにキック再挑戦してもらった所、間もなく再始動した。かなり時間をロスしてしまったので、ちょっとずつでも取り返そうと気はあせるが、体力切れでペースが上がらない。2回転倒した。おじさんも同じ様で、2回転倒、1回スタックをやらかした。そのたびにエンジンがかからず、いずれもそばに居合わせた私は、なかばヤケクソで、2人で生還を目指す事を目的に変え、とことん付き合うことにした。
そんな調子で最初のチェックポイントでいきなり30分遅れ、2番目のチェックポイントでは34分遅れ。それだけ遅れたのに、WR氏を途中で抜いたのには笑った。で、スタート/ピット地点を通過し、そのままBループに突入したのであった。 続く。
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